mamiの生活ノート

シンプル&ミニマムに暮らしたい 

本に見るミニマリスト 『落下する夕方』

大好きな江國香織さんの本の中で、

私がミニマリストなんじゃないかと思った人について書きたいと思います。

 

書評など書くほどの頭がありませんし、

あまり突き詰めて考えもしないので、ああこの人って…!

って思った部分だけで判断しています。

 

今日は「落下する夕方」の中の華子です。

 

女は、名前を華子というのだそうだ。27歳。無職。
荷物も極端に少なくてーーごく少しの洋服と下着、靴が2足、歯ブラシ、歯みがき、チューインガム。ラジオ1台、本が1冊、毛布1枚、ヘチマコロン1壜、そして口紅が1本。それで全部だったーー
                (落下する夕方より一部抜粋)

 

エルメスのボストンバッグにこれらの荷物が入っているそうです。

ヘチマコロンというのが素敵ですね。

荷物自体は少ないですが、別荘に洋服などは置いてあるみたい。

 

この「華子」という存在によって、恋人の健吾と別れた主人公の梨果。

なぜだか華子と一緒に暮らすハメになって、奇妙な三角関係に。

梨果は華子に嫉妬しながらも彼女の不思議な魅力に取りつかれていきます。

 

私がまだ、若かったころは、華子という存在に怒りを覚えて、

ムカムカしながら読んだものですが、こうして歳を重ねてから読むと、

どうしようもなく華子に惹かれます。

 

ふわふわと漂うように自由奔放に生きて、

でもどこか不安定で帰る場所がなくて逃げてばかりの華子。

 

多くの男性との逢瀬を重ねて、衝撃的な結末を迎える華子。

彼女の何物にも囚われない生き方もある種ミニマリストなのかもと思います。

 

 

 

 

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